ご自身の引退時期について考えたことはありますか?
母校である名古屋経済大学院にて、税理士法人レディングの代表・木下勇人先生をゲスト講師にお招きし、
「最近の税理士トピックと今後の税理士業界」というテーマでご講演いただきました。
戦略的に専門家としての活動を続ける木下先生が、
この変化の激しい税理士業界をどう見据えているのか、
実務的な話題も織り交ぜながらお話しいただき、大変有意義な時間となりました。
特に印象に残っているのは、「社長に引退時期を問えるのは、そばにいる税理士だけである」というお話です。
日々の業務に追われるあまり、ご自身の引退時期について深く考えられていない経営者の方は少なくありません。
そうして先送りにしているうちに、あっという間に60代・70代に突入し、
年齢や体力面からようやく後継者問題を意識しはじめます。
しかし、問題を放置している間に会社の株価は年々上昇し、
いざ引き継ごうとした時には手詰まりの状態に陥ってしまいます。
本来できたはずの対策をしなかったために、残されたご家族や後継者が多額の相続税に苦しむケースも少なくありません。
そのリスクに気づき、社長に寄り添って一歩踏み込んだ問いかけができるのは、
まさに顧問税理士にほかならないと感じました。
経営者の皆様におかれましては、ぜひご自身の進退や会社の未来について一度立ち止まって考えていただき、
気になることがあれば信頼できる顧問税理士にご相談いただければ幸いです。